尿路結石症の治療法の選択
腎・尿管結石に対する軟性尿管鏡を用いたレーザー治療(経尿道的結石砕石術(TUL))導入
尿路結石症の治療法の選択
一般的には、4mm以下の結石は自然に排石(おしっこと一緒に出る)される可能性が高いので、排石を促す薬物治療を、4mmより大きい結石の場合には、体外衝撃波砕石術(ESWL)や内視鏡治療が選択されます。 治療方法は、病気の状態(結石の位置、大きさなど)や患者さまの状況により変わります。また、複数の方法を組み合わせて行われる場合もあります。担当医師とご相談ください。
経尿道的結石砕石術(TUL)とは?
尿道から細い内視鏡を入れ、尿管または腎臓の結石を、レーザーや空気衝撃波などの砕石装置で砕石し、手術中に取り出します。内視鏡は硬性内視鏡か軟性内視鏡のいずれかで、治療部位により選択されます。入院期間は数日~1週間程度、治療効果の高い手術として近年増加しています。